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力のコーディネーター入門

 

 

この度、神戸にて開催されました咬合療法研究会『力のコーディネーター入門コース〜態癖へのアプローチ〜』に参加してまいりました。

 

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まずはじめに、みなさんは就寝時の歯ぎしりや日中の食いしばりはありませんでしょうか?

テレビをみるときや雑誌を読むときに頬杖をついたり寝るときに左右どちらかを下にして寝ておりませんでしょうか?

このような日常生活の中にありがちなちょっとした癖のことを態癖といいます。

ほんの些細な態癖ひとつで噛み合わせがズレたり姿勢が悪くなったりします。

 

しかし態癖は日常生活の中に隠れているため患者さん自身ではなかなか気付かないことが多いです。

そこで私たち歯科医師や歯科衛生士が患者さんのお口の中や顔つきから力のかかっているサインを見つけ出し指導をさせていただくこと、力のコントロールをさせていただくことで、噛みやすい口腔を一緒にめざしていきたいと考えております。

 

講師である筒井照子先生は、『私が歯医者である限り、目の前に困っている人がいたら救いの手を差し伸べ続けたい』とおっしゃっていました。

咬合療法についての知識の幅を広げることができたとともに、照子先生がいかに患者さんと真正面から向き合いひたすら歯医者として走り続けてきたかということを再確認できた場でもありました。

照子先生は本当に歯科臨床に対して情熱を持っておられ、私たち歯科医療従事者の鏡であると感じました。

少しでも多くの照子先生の教えを日々の診療のなかで活かしていきたいと思います。

 

どんな些細なことでもいいので気になることがあれば私たちに相談していただければ幸いです。

 

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